未経験からのDeno入門|環境構築

概要

Deno は Node.js 開発者である Ryan Dahl の後悔から、モジュール用に集中管理されたリポジトリが存在しません。

そのためモジュール管理の、npm も yarn も存在せず、package.json ももちろん存在しません。

Deno 本体も npm や yarn を通したインストールが行えません。
そのため、curl や iwr などでダウンロードする必要があります。

インストール方法がこちらから確認できます。

Deno のダウンロード

今回は Curl を使った Deno をダウンロードします。下記コマンドで、最新版をダウンロードできます。

curl -fsSL https://deno.land/x/install/install.sh | sh

これで deno コマンドが使えるようになるかと思います。

もしコマンドが動かない場合、環境変数が設定されていない可能性があるため、確認してみてください。

deno コマンドが使えることを確認したら、プログラムを実行してみます。
deno の開発者がサンプルコードを公開してくれているので、それを使ってみます。

以下コマンドを実行して、開発者のサンプルコードを実行してみましょう。

deno run https://deno.land/std/examples/welcome.ts

実行結果

これで環境構築が完了しました。

まとめ

比較的楽に環境が出来上がりました。

次回は実際に Hello World を出力させたいと思います。