未経験からのJavaScript入門|基本構文
プログラムの世界には構文というものが存在します。
構文とはプログラムが持つ機能のことで、プログラム言語にはそれぞれ特定の構文があります。
ここでは JavaScript を使う上で避けて通れない構文を 2 つ挙げます。
他構文も覚えておいて損はないのですが、とりあえずこれから上げる2つを覚えれば十分でしょう。
IF
条件を与えそれが正しい場合、特定の処理を実行します。
例を見た方が早いと思いますので、そちら確認してください。
var x = 0;
if (x === 0) {
console.log("run"); // それぞれのプラウザでコンソールをを開いて確認してください。
}
出力結果
急に難易度が上がりましたね。
やっていることはとても簡単なので覚えてしまいましょう。
まず前回説明した変数に 0 を格納します。
「変数って何?」という方は前回の記事を見ることをお勧めします。
https://wiblok.com/html/%e6%95%b0%e5%80%a4%e6%93%8d%e4%bd%9c/
その後、if 構文を利用し数値の 0 と変数 x が同じ値か判定を行います。
変数 x の中身は 0 なのでこの場合数値 0 と一致するため、その後{}で囲われている処理が実行されます。
前回まで alert()で表示していましたが、今後の処理を実装するうえで無理があるので代替で console.log()でコンソール出力を行います。
プラウザによってコンソールの表示のさせ方は差異があると思いますが、F12 を押下していただければ表示は可能かと思います。
FOR
次の構文は for です。
この構文は繰り返し処理を行いたい場合に使用します。
早速例を見ましょう
for (let i = 0; i < 10; i++) {
console.log(i);
}
実行結果です
少し難しくなりましたね。
それぞれの数式の意味は以下の通りです。
for ([変数の作成]; [if 構文]; [加算式 or 減算式])
かっこ中のそれぞれのルールで当て込んでいきます。
まず初めに、変数 i を作成し数値 0 を保管します。
その次に for 文を終えるための条件式を書きます。
これをキチンと設定しないと無限ループなどのバグの温床になります。
次に加算式と減算式を設定します。
上の例では【i++】と記載していますが。
これはインクリメントという方法です。
インクリメントは変数の横に【++】を付けることで、変数に格納している値に 1 をプラスした値を再度変数に保管してくれます。
これは以下のような書き方の短縮形といえます。
i++;
↓
i = i + 1;
今回はここまでとなります。
以上のコードは以下からダウンロードできますのでわからなかった方はダウンロードし実際に実行して確認してみましょう。
https://github.com/asakura-sakura/wiblok