VagrantでRuby環境を作成する方法
Posted in ruby, blog on November 4, 2020 by Henk Verlinde ‐ 1 min read
はじめに
Ruby 環境を作成するとき、配布もバックアップも容易な Vagrant を 使用することをお勧めします。
やること
- VirtualBox のインストール
- 仮想化ソフトの VirtualBox をインストールします。
- 使用バージョンは 6.0.8 公式サイトから VirtualBox インストール
Vagrant のインストール
VirtualBox の設定や機能を簡単に使えるようにしたコマンドツールである Vagrant をインストールします。 使用バージョンは 2.2.5 公式サイトから Vagrant インストール
Linux 環境を作成
Vagrant コマンドを使用し、環境を作成します。 コマンドラインツールで以下を入力してください。 Windows に標準で入っているコマンドプロンプトでもかまいません。
# 作業フォルダ作成
C:\Users\> mkdir ruby_env
# 作業フォルダに移動
C:\Users\> cd ruby_env
# vagrantファイル作成
C:\Users\ruby_env> vagrant init bento/ubuntu-18.04
# 環境を作成し、起動
C:\Users\ruby_env> vagrant up
# 環境にSSHログイン
C:\Users\ruby_env> vagrant ssh
RVM インストール
Ruby のバージョン管理ツール RVM をインストールします。 そのまま Ruby をインストールしてもかまわないですが、Ruby のバージョンを柔軟に変更できるようにしておいたほうがよいでしょう。 環境に SSH ログインした後以下を実行してください。 参考
gpg キー取得 公式
vagrant@vagrant:~$ gpg --keyserver hkp://pool.sks-keyservers.net --recv-keys 409B6B1796C275462A1703113804BB82D39DC0E3 7D2BAF1CF37B13E2069D6956105BD0E739499BDB
RVM[安定板]インストール
vagrant@vagrant:~$ \curl -sSL https://get.rvm.io | bash -s stable --ruby
インストールしただけですと、RVM が使用できないので以下を実行し再起動してください。
環境のログアウト
vagrant@vagrant:~$ exit
VirtualBox の再起動
C:\Users\ruby_env> vagrant reload
もう一度 SSH ログインを行い、RVM コマンドで最新の ruby をインストールします。
環境に SSH ログイン
C:\Users\ruby_env> vagrant ssh
最新の安定板 ruby をインストール
vagrant@vagrant:~$ rvm install ruby --latest
環境のログアウト
vagrant@vagrant:~$ exit
VirtualBox の再起動
C:\Users\ruby_env> vagrant reload
以上で環境は完成しました。 もう一度環境に入り ruby コマンドを実行してみてください。
終わりに
以下のコマンドを実行し、ruby を確認してください。
環境に SSH ログイン
C:\Users\ruby_env> vagrant ssh
Ruby バージョン確認
vagrant@vagrant:~$ ruby --version
ruby 2.6.3p62 (2019-04-16 revision 67580) [x86_64-linux]
以上です。